私は手術室の待ち合いにいた
昨日は、父の胃癌手術だった
先月、検査で超初期の胃癌が見つかった父
しばらく様子を見ても大丈夫だというに
『1日も早く!』と手術を希望した
急すぎる決断に周りはバタバタ(ノ; _ _)ノ=3
『せめてお盆明けにして欲しい』と、いう家族の文句も聞かず(笑)
強行したのは、父がかなりの臆病者だったからだと思う
3人に1人は癌になると言われている
癌自体はあまり周りも驚かなかったけど
急な手術に心配した
8年前、父は脳梗塞になった
手術数日前には、その薬を止めなければならない
そして、父はAB型Rh-というレアな血液型(・・;)
仕事人間・健康が自慢だった父は
早期退職後6度目の手術を昨日、無事に終えた
おかげさまで、今日の昼には一般病棟に移る
実は、私たち夫婦の父は2人とも体が不自由
親や世間の期待に応え、家族や体を犠牲にして頑張って来た団塊世代
定年後の夫婦穏やかな生活を夢見ていた父たち
父たちは本当に幸せだったんだろうか…?
遠い夜空に咲く花火を見て思った
もしかしたら、体が不自由な今の方が
幸せを感じているのかもしれない
『どうせ一度きりの人生だから』
私の恩師はよく言っていた
10年前、恩師のもとで働かしてもらった時には分からなかったけど
昨日はこの言葉がふと頭をよぎった
常識や思い込みにとらわれず
心から私が喜べることは何だろう…?
私の心はなんて言っているだろう?
今、私が考えていることは本当に私がしたいことだろうか?
そんなこと、今さらどうにも出来ない??
世の中には、自分の力ではどうにもならないことがたくさん
だからこそ、今の私に出来ることは何だろう?
人生、何が起こるか分からない
だから今、子どもとの時間を大切して
自分のパートナーと心から喜べることをする
今あることに、全ての人に心から感謝したい(〃^∪^〃)♡
by Shihori
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