2013年8月9日金曜日

♪心の声♪




昨日、誤報だった緊急地震速報が鳴った時
私は手術室の待ち合いにいた



昨日は、父の胃癌手術だった


先月、検査で超初期の胃癌が見つかった父

しばらく様子を見ても大丈夫だというに
『1日も早く!』と手術を希望した

急すぎる決断に周りはバタバタ(ノ; _ _)ノ=3


『せめてお盆明けにして欲しい』と、いう家族の文句も聞かず(笑)
強行したのは、父がかなりの臆病者だったからだと思う

3人に1人は癌になると言われている

癌自体はあまり周りも驚かなかったけど
急な手術に心配した



8年前、父は脳梗塞になった
手術数日前には、その薬を止めなければならない


そして、父はAB型Rh-というレアな血液型(・・;)


仕事人間・健康が自慢だった父は
早期退職後6度目の手術を昨日、無事に終えた

おかげさまで、今日の昼には一般病棟に移る




実は、私たち夫婦の父は2人とも体が不自由

親や世間の期待に応え、家族や体を犠牲にして頑張って来た団塊世代
定年後の夫婦穏やかな生活を夢見ていた父たち




父たちは本当に幸せだったんだろうか…?
遠い夜空に咲く花火を見て思った


もしかしたら、体が不自由な今の方が
幸せを感じているのかもしれない




『どうせ一度きりの人生だから』


私の恩師はよく言っていた


10年前、恩師のもとで働かしてもらった時には分からなかったけど
昨日はこの言葉がふと頭をよぎった



常識や思い込みにとらわれず
心から私が喜べることは何だろう…?



私の心はなんて言っているだろう?

今、私が考えていることは本当に私がしたいことだろうか?

そんなこと、今さらどうにも出来ない??



世の中には、自分の力ではどうにもならないことがたくさん

だからこそ、今の私に出来ることは何だろう?



人生、何が起こるか分からない
だから今、子どもとの時間を大切して
自分のパートナーと心から喜べることをする


今あることに、全ての人に心から感謝したい(〃^∪^〃)♡


by Shihori

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